障がいのある子どもたちに出逢ったのは、今から30年前の春のことです。
彼らに出逢ったことで、彼らとご家族の笑顔のために何をしたらよいのか、様々なことを学んでみたいと心から思うようになりました。あれから長い月日が流れました。それでもまだ、支援のあるなしに関わらず、子どもたちが、ごく自然に遊び、学び、お互いを認め合う日がくるように、そして、ご家族も笑顔で暮らせるように、私たちは多くのハードルを越えなければならないように思います。最初のハードルは、早期から子どもとご家族を支える大切さを多くの方が理解してくださることです。子ども、家族、支援する人々が、温かな輪になり、心と心が繋がっていけるように、このたび、30年間の夢であった早期発達支援学会を設立することにしました。
一人の力は小さなものです。でも、心ある方の優しい気持ちや学びたいという熱意がつながると大きな力になります。皆さまも身近な子どもとご家族のために、学ぶことで、ご一緒に温かな早期発達支援の輪を広げていきませんか?


平成25年6月1日現在