こども家族早期発達支援学会は、「保育士等キャリアアップ研修ガイドライン」(平成29年4月1日雇児保発0401第1号 厚生労働省雇用均等・児童家庭局保育課長通知別紙)及び「東京都保育士等キャリアアップ研修事業実施要綱」(平成30年2月15日付29福保子第4351号)に基づき、2018(平成30)年度より、東京都保育士等キャリアアップ研修の指定機関となりました。2020年度の募集につきまして、ご案内します。
研修対象者
保育士等キャリアアップ研修の対象者は、私立の保育所等(子ども・子育て支援法に基づく特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業所並びに東京都認証保育所をいう。以下同じ。)の保育現場で、それぞれの専門分野に関してリーダー的な役割を担う人です。
受講料
東京都内の保育所等に勤務されている方 無料
東京都以外の保育所等へ勤務されている方 お一人様 22,000円(税込)
受講について
国が定める8分野のうち、本学会では【障害児保育分野】の研修を実施します。
10講座全てを受講してください。研修の開催日程については以下の通りです。
◆時間帯
①9:30~11:00 ②11:10~12:40 ③13:20~14:50 ④15:00~16:30 ⑤16:40~18:10
開講日 | 会場 | 時間帯 | 講座名(講座コード) | 担当講師 |
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9月1日 (火) |
未定 | ① | 子どもの発達と多様性の理解 | 星山麻木 |
② | 障害児保育における遊びの環境 | 星山麻木 | ||
③ | 医療機関との連携 | 星山雅樹 | ||
④ | 障害児の発達のアセスメント | 佐々木沙和子 | ||
⑤ | 障害児保育の環境 | 佐々木沙和子 | ||
9月4日 (金) |
未定 | ① | 家庭及び関係機関との連携 | 藤原里美 |
② | 保護者理解・保護者支援 | 藤原里美 | ||
③ | 障害児の個別の支援ニーズに関するアセスメント | 藤原里美 | ||
④ | 障害児保育の指導計画、記録及び評価 | 藤原里美 | ||
⑤ | 障害児の感覚と運動の理解と支援 | 伊東祐恵 |
◆会 場 未定
講師紹介
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伊東祐恵(いとう よしえ) 横浜市西部地域療育センター 理学療法士/保育士 乳幼児期から学齢期に渡り、肢体不自由児や発達障害児の運動発達や感覚の評価・支援、摂食指導において、理学療法士として臨床と研究に携わっている。 論文:『乳児期の粗大運動発達がおくれた自閉スペクトラム症児の特徴について』小児の精神と神経第59巻4号2020年 ほか |
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佐々木沙和子(ささき さわこ) 帝京大学 教育学部 助教 子どもや保護者一人ひとりに応じた支援のあり方に着目し、特にソーシャルワークの視点で検討した研究を行っている。 |
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田中 哲(たなか さとし) 子どもと家族のメンタルクリニックやまねこ 院長/医師 人間の発達にとって【心の骨組み】が大事、その原点を培うものは【あたたかなまなざし】だと主張する、児童思春期精神医学を専門とするドクター。 著書:発達障害のある子を理解して育てる本(学研ヒューマンケアブックス 2015)ほか |
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藤原 里美(ふじわら さとみ) 一般社団法人 チャイルドフッド・ラボ 代表理事 臨床発達心理士/自閉症スペクトラム支援士 実践を大切にする療育のプロ。支援の必要な子どもと家族に安心を届けるために奮戦している。こども家族早期発達支援学会の副会長を務める。 著書:はじめての療育(学研教育出版 2015)ほか |
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星山 麻木(ほしやま あさぎ) 明星大学 教育学部 教授/音楽療法士 人と人とをつなぎ、一貫した支援ができる人材育成を目指して、こども家族早期発達支援学会を設立。 個の違いを生かすエコロジカルデザインや、参加者同士がともに育ちあう協働学習を提起している。 著書:ユニバーサルデザインの音楽表現(萌文書林 2015)ほか |
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星山 雅樹(ほしやま まさき) 小児科医師・医学博士/明星大学 客員教授 心の発達をうながす3つのL=LOOK、LOVE、LOUGHを大切にする。 【発達障害】を専門に教え、東京大学、ボストン大学、ハーバード大学、MIT、ニューカッスル大学等で身心相互関係の学際的な国際共同研究を推進している。 |
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(50音順 敬称略、2020年1月末現在) |
受講申し込み手続き
受講申し込みフォームよりお申込みください。(※別ウインドウが開きます)
受講者氏名、事業所名など、正確に入力してください。
受講申し込み手続きが完了すると、登録されたメールアドレスに確認メールが送信されます。確認メールが届かなかったり、申込内容に誤りがあった場合には、事務局までご連絡ください。(⇒お問い合わせフォーム)また、東京都以外の保育園等へ勤務されている方には、確認メールとは別に、事務局よりご連絡いたします。
受講定員
120名(先着順で受け付けます。定員になり次第、受付を終了させていただきます。)
修了証の発行
研修終了後、受講記録の提出を確認し、修了認定を行い東京都へ報告します。修了者には、修了証を勤務先へ送付します。
*本研修の修了認定には、全講座を受講していることが必要です。遅刻・早退は原則認められませんので、時間厳守でお願いします。受講時間不足の場合には修了証を発行できませんので十分ご注意ください。
個人情報の取り扱い
受講申込時に記載された個人情報については、適正な管理を行い、本事業の運営以外の目的に利用することはありません。なお、公的書類・資格証の写しは返却しませんので、あらかじめご了承ください。
*研修終了後、東京都以外の都道府県間で研修修了者の情報を共有する場合があります。